1922年創業の総合化学企業。創業来10年~20年単位で主力事業を乗り換える多角化戦略で、世界一・日本一を数多く持つトップシェア主義経営を実践。ケミカル・繊維、住宅・建材、エレクトロニクス、医薬・医療…の4領域で、新たな社会価値創出に貢献。
1941年福島県生まれ。64年横浜国立大学工学部卒業後、旭化成工業(現・旭化成)入社。エレクトロニクス事業部門長、常務取締役、専務取締役、副社長を経て、2003年代表取締役社長に就任。グループの持株・分社化、不採算事業からの撤退・コア事業育成、グローバル展開加速、新規事業創発を目的とした新事業開発棟設置等、数々の改革を推進。社長在任中の約7年間、“蛭田改革”と名付けられた一連の施策は大きな成果を収め、売上は1兆5000億から1兆7000億へ、営業利益は350億から1280億へと、業績を大躍進させた。