1948年東京生まれ。1951年、能「鞍馬天狗」子方で初舞台、17歳で「道成寺」を披く。1979年、梅若六郎家当主継承。1988年、五拾六世 梅若六郎を襲名。2008年12月、梅若家中興の祖である玄祥の名を後世に残す為、345年ぶりに名跡復活、二代 玄祥と舞台名を改める。
古典は基より廃絶された能の復曲、新作能の上演に自ら出演・演出するなど華のある舞台で常に注目を集め、名実ともに第一線で活躍、現代に生きる古典芸能としての能を支えている。また、海外招聘公演も多く能の普及と国際文化交流の一役を担っている。
2018年1月より曽祖父初世実・祖父二世実、父三世実に続き梅若六郎家の名跡・実を襲名する。