知命社中を受講する機会をいただいたのは、研究所長を拝命してから数か月が経過した頃で、VUCAの時代における研究所の難しい舵取りに必死になっていた時でした。
知命社中には、リーダーが知・情・意を自覚的に磨き、使命を自得するための様々な仕掛けが用意されていました。
幅広い分野の超一流の講師陣から膨大な知識と情報を吸収し、ファシリテーターからの本質的な問いに対し、社中との対話を通じて理解を深めました。研修受講中は、常に「自分は人生で何を成し遂げたいのか?」という問いに真摯に向き合い、自己否定・肯定を繰り返しながら、7か月もの時間を通して、自己の未来設計図を練り上げます。
最終回では、更新した羅針盤を持ち、自己成長の旅に再出発できたと思っています。。
研修を思い出すと、仲間との本音の語り合いのシーンが多く思い浮かびます。
多様な人生経験、業界、個性の社中との対話は、社内では味わえない異次元の世界で、様々な発見や気づきがありました。
特に、自己の未来設計図を言語化するエッセーの対話。仲間からの率直なコメントやギフトメッセージを通じて、自分のエッセーに対する洞察力を高め、自己の固定概念や認知の限界に気づき、変容に向けて一歩進んだこともありました。私が送ったコメントをきっかけに、仲間に変化の兆しを発見した時は、自分が触媒として貢献できたことに嬉しさを感じました。
自分のエッセーだけでなく社中のエッセーも一緒に作り込む感覚が芽生えたことが、さらに、共に切磋琢磨する意識も高まり、最後までやり切ることができたと思います。
私は今、自分軸に従い、迷うことなく、研究所の変革をリードしています。
知命社中修了後も、リユニオンやジャンプインセッションなどに積極的に参加し、自らをアップデートするとともに、他者の役に立つ人間として成長し続けます。