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深い自己探求から、自社の常識を打ち破り、更なるステージアップにつながりました
江崎グリコ株式会社 執行役員 製造部長
白石 浩荘様
修了生

知命社中に参加するにあたっては、事前情報をあまりとらず、先入観の無い状態で臨みました。できるだけ多くのことを吸収しよう、受ける指摘や刺激に対して反発せず、素直な気持ちで受け止めようということだけを誓って臨みました。

参加してから初期の段階で感じた知命社中の良さは、次のようなものでした。

・色々な業種から大企業の経営陣、スタートアップした創業者や家業ともいえる会社を引き継いだ社長が参加しており、異次元の刺激や生の経営情報を得られること

・経済界のみならず、学業界や宗教界からもトップクラスの著名人の講演が聞けること

・自分を知り、これからの自分をどのように完成させるのかということを徹底的に考える機会を持てること

昨今、副業を認める会社が増えてきていますが、これはどこの会社も大切にしている創業の精神を従業員にも持たせようという趣旨で導入されているものと思います。知命社中でスタートアップした方達と半年強過ごせたことは、私にとって非常に有意義なことでした。多角的にものを捉え、活動されている姿、特に人脈を非常に多く持たれており、さらに広げようと自然に動かれている姿は、大きな刺激になりました。一方で、組織運営面や従業員のことで悩まれている姿を見ると、どんな状況においても「人」の問題は簡単に答えが見つからないものと感じました。

あらためて「人」(知命社中の2期生ではホモサピエンスと呼んでいました)の重要性を感じた訳ですが、知命社中では「ホモサピエンス」である「自分」を、「軸」や「今後の10年設計」という観点から探求しました。幾度もエッセイをリライトすることで深めたのですが、このリライトのおかげで以下に示すことを体得するとともに、現在具体的な変革を進めています。

①目線を上げることができたこと。
自社のフレームに囚われているスタンスから、業界や国境を越えたグローバルなスタンスで仕事を進めるようになりました。知命社中で知り合えた他業界の人と実際の業務面でのコラボレーションをいくつも進めることができており、今までの自社の常識や制約を打ち破るステージアップにつながっています。

②具体的な変革案がいくつも打ち出せたこと。
多面的なインプットや物事を追求すること等の刺激を受けたおかげで、これまで問題視していたけれども具体的なソリューションを打ち出せていなかったことに対して、具体的な変革案をいくつも打ち出すことができました。現在推進中です。

③覚悟を持てたこと。
これまではリスクを恐れて、大きな変革案を打ち出すことに躊躇することがありましたが、そのような邪念も振り払うことができました。知命社中のディスカッションの中で指摘を受けたことからこのような脱皮ができたものと思います。

これからも知命社中から得たスタンスをより進化、発展させようと心に誓っています。

※役職はご参加時のものです
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