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株式会社デンソー 先端技術研究所 所長
伊藤 みほ 様
修了生
社内では味わえない異次元の対話が、自分軸を創る
知命社中を受講する機会をいただいたのは、研究所長を拝命してから数か月が経過した頃で、VUCAの時代における研究所の難しい舵取りに必死になっていた時でした。
知命社中には、リーダーが知・情・意を自覚的に磨き、使命を自得するための様々な仕掛けが用意されていました。
幅広い分野の超一流の講師陣から膨大な知識と情報を吸収し、ファシリテーターからの本質的な問いに対し、社中との対話を通じて理解を深めました。研修受講中は、常に「自分は人生で何を成し遂げたいのか?」という問いに真摯に向き合い、自己否定・肯定を繰り返しながら、7か月もの時間を通して、自己の未来設計図を練り上げ
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味の素ヘルシーサプライ株式会社 代表取締役社長
甲谷 真人 様
派遣元
組織はリーダーの器で決まる。経営全員で「第五水準リーダー」へ
【参加・継続派遣への想い】
弊社の経営陣の「知命社中」参加を決めたのは、私が2019年に味の素ヘルシーサプライ株式会社(AHS)の社長に着任した際に、旧知の知命社中代表(当時)の鎌田英治氏に誘われたことがきっかけでした。
当初は(費用も決して安くないので)原籍役員に絞って派遣する事を考えていましたが、鎌田氏からは「甲谷こそ参加すべき!」と強く誘われ、まずはセッション見学する事になりました。
そして20年1月の見学時に場の雰囲気・講師の方の講義や参加者との対話を肌で感じ、その場で「どうしても参加したい。こういう刺激を自分こそ受けたい」と強く感じ、人事担当取締役にその場で費用捻出を依頼、20年
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小野薬品工業株式会社 取締役 常務執行役員
滝野 十一 様
修了生
知命社中での非日常的な問いかけ
私が知命社中への参加機会を頂いたのは、20年余り過ごしてきた旧部署から研究部門へと異動となって1年ほど経った頃でした。
まさに製薬業の本丸である創薬研究の競争力を如何に高めていくべきか、成果に結びつく確率が極めて低く長期に及ぶ創薬活動で士気を高めていくには何が必要なのか、悩み続けている時でした。また同時に、自分自身の考えや行動が前面に出過ぎてしまう従来からの自分のリーダーシップ・スタイルを変えてみようと模索し、迷い続けている時でした。
日々の仕事に追われ、日常に埋没してしまう、そして本当にやらねばならない仕事に向き合い切れず、徒に時間が過ぎていく。常日頃、そんなことではいけないと会社では仲間
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株式会社トムス・エンタテインメント 代表取締役社長
竹崎 忠 様
修了生
己を知り、覚悟を決める旅
「各社からエグゼクティブが集まった」と言っても、実はたいしたことはない。
最初に仕事に関する各自の価値観を徹底追求してみれば、意外とみんな「達成感」だとか自分の”気分”のことばかり言っているし、「経営者として成し遂げたい使命」を語っても多くは近視眼的な内容に偏りがちだ。
そんなメンバーが、8か月を経て最後に語るビジョンは、自分の会社のみならず、業界全体、日本全体、世界全体を俯瞰した力強い言葉となり、共に ”旅” した仲間から見ても感銘を受けるまでに磨きこまれ、研ぎ澄まされていた。
これが、「知命社中」という辛く、厳しく、激しく、どこまでも深い学びを得る "自己を磨く旅" がもたらし
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株式会社UACJ製箔 取締役社長
今泉 明人 様
修了生
弱さと対峙し、葛藤の中で獲得したリーダー像
知命社中4期生の研修も終盤に入り、新型コロナウイルスの世界的感染拡大、パンデミック宣言のニュースが飛び込んできました。研修終盤のModule6,7は中止となるかと思いきや、知命社中代表の熱き想いとスタッフの創意工夫により、急遽リアル研修からWeb研修となり、ゴールまで走り抜くことができました。
最後全員の「私のビジョン」発表では、当初からは想像できないほど「腹が座り自信に満ちた」仲間達の姿がありました。
今コロナ禍の中で各国や各組織のリーダーの対応は様々ですが、「組織はリーダーの器で決まる」とのごとく、今まさにリーダーの資質が問われています。知命社中の目的は「リーダーとして知と軸を磨き、使命を自得する場」とあ
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社会医療法人宏潤会 理事長
宇野 雄祐 様
修了生
組織での立場や年齢に関わらず、人は成長する。知命社中では、これを改めて知ることになる
私にとっての知命社中は、自分の価値観を法人組織のVisionに昇華し、同一化する場でした。そして、知命社中を修了したときには、リーダーとしての「未来へのストーリー」を手にしていました。
「結局、あなたは何をやりたいの?」
「たったそれだけのことを、やりたいの?」
「やりたいことを実現するために、そんなリーダーでいいの?」
知命社中の始まりは、こんな問いで揺さぶられます。専門領域の思考に陥りがちだった私は、これらの問いに明快に答えられませんでした。異分野の仲間との対話で自分の違和感が浮かび上がり、「問い」から更に挑発されます。
「自分の志はこんなにちっぽけだったのか?」
すぐに答え
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株式会社ブリヂストン 執行役員 人事・労務担当
江渕 泰久 様
修了生
知命社中を経て、堂々と「迷う」
リーダーは迷います。不確か、不十分な情報をもとに、自身の知見に照らし合わしても見当すらつかない事に対し、日々タイムリーな判断、決断が迫られます。その難易度は、上位職になればなるほど高まり、経営層レベルともなると、達人でなければ解けないものばかり。知命社中を経て、私はこの「迷い」とどう対峙するかを学びました。何が正しい判断なのか、おかれた状況で何を決断しなければならないのか。無自覚にそれに向き合っていた私にとって、この機会は自身を一段も二段もアップグレードしてもらえるものでした。
まず錚々たる講師陣に驚きます。「知の巨人」たちの講義を通じ、深い洞察をシャワーの様に浴びます。
大切なのはそのあと
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株式会社東京放送ホールディングス 取締役
渡辺 正一 様
修了生
「学びを学び」現状に安住せず、自己成長させる
自分自身を根本から突き詰めていく場が知命社中。自己と正直に向き合い、主観、軸を高めて自分自身を決める、自分で決めていく。日常から離れ「自分は何者か」を突き詰めていくことのできた貴重な時間でした。
ビジネス、政治、デザイン、宗教、芸能…様々なスペシャリストからの多彩な「知」は、知的好奇心を刺激し自分の足りなさにスイッチがはいりました。またエッセーのリライトに対しての仲間からのSTEP INした鋭い意見は、自分が意識してなかったものに目を向け、又はこだわり続けたものから離れてみることの大切さを教えてくれました。様々な「知」と触れるたびに、ある時は違和感を感じ、ある時は自信を持たせてもらいながら、自分の体験価値を見直していきました。
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「違和感」を得ることから思考を引き上げる
私にとって知命社中は、物事をとらえる視点を高く押し上げてくれた場でした。
「知命社中に参加してみないか?」と声をかけられたとき、ちょうど中期計画の最終年度で達成に向け日々追われていた状態でしたので、送付いただいた課題書籍の数々を見て「本当に出来るのか?」と感じたのが正直なところです。
ただ実際に参加してみると、テーマが「自分の使命は何か?その使命を達成するために10年かけて何をするのか?」と言った大きな問いで、目先の収益達成で頭が一杯だった私にとっては、頭から冷たい水をかけられたような気分。使命って?儲けることに決まっているだろ!と言うと、講師や他業界から集まっている社中の同志(参加者)から「儲けさえすればい
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三井金属鉱業株式会社 執行役員 金属事業部長
中山 惠造 様
修了生
人としてのあり方を磨き、確かな経営観を持つ
発端は上司から渡された社長名の研修案内でした。「経営者研修を実施するので受講する事。コース:知命社中」
「知命社中って何?」と思いましたし50代も半ばを過ぎ「今更、社外研修か?」とも思いましたが、いわゆる座学のお勉強とは違うプログラムに興味も惹かれ、サラリーマンの常で言われるままに参加をする事になりました。
Module1に参加して感じた事は講師、参加者の教え・学びに対する思いの熱さです。我が身を振り返り、その取組み姿勢が周りの皆さんの足手まといに成っていないかと心配しつつも、否応も無い知の奔流に巻き込まれながら、自身の学びに対する意識が上がって行った様に思います。
また期間中、
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ロート製薬株式会社 ブランド&コミュニケーション戦略 特任部長
齋藤 理佐子 様
修了生
非合理な世の中を、自身の軸を持ってリードする
知命社中は、所謂、経営知識やスキルを学ぶところというより、歴史・文化に触れ、道を究めた経営リーダーや専門家と交わり、また、読書、メンバー同士の切磋琢磨、日常的な思考の習慣といったことを通じて、自己を認識し、主観・軸を磨き、経営観を高める場です。
世の中は非合理に満ち溢れています。多様な価値観”や“正義の反対は別の正義”の中、実際に起きていることは、理論で片付かないものがあまりに多い。企業や組織もそう、機械ではなく生き物。感情があり、自分が思い描いた通りには動いてくれません。ましてや変化の時代、経営リーダーは極めて難しい舵取りを迫られます。答えのない問いに対し、先を見通し、決断し、導いていかなけ
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小野薬品工業株式会社 常務執行役員
辻中 聡浩 様
修了生
私にとっての知命社中とは?自身の未来設計図を幾度となくアップグレードさせ続けた道場
私にとって知命社中とは、使命を知り、軸を磨き、それをやり遂げる事の出来る自分になる為の未来設計図をアップグレードさせる為の道場であったと感じています。
初めは、全く異なる業界の同期の皆さんとの会話に何処となく違和感を覚える場面もありましたが、そんな雰囲気は直ぐにかき消され、気が付けば同志と言う言葉がぴったりの関係性が構築されていました。
毎回登壇されるユニークな講師や非日常的な空間・体験は得難い経験でした。しかし、もっと大きな刺激を受けたのは、エッセーのリライトの度に、豊かな個性の中にも尖った部分をお持ちの同期の皆さんから頂いたギフトメッセージで